参考:中国の平均寿命と人口の推移
国連の統計(バックアップ)にある中国の平均寿命と人口の推移。
中国の平均寿命と人口の推移(国連統計) |
年 |
中国の平均寿命 |
中国の人口 |
1950年 |
40.8歳 |
5億5476万0000人 |
1975年 |
65.3歳 |
9億2780万7600人 |
2000年 |
71.2歳 |
12億7513万2900人 |
表を見ればわかるように、1950年から1975年までに中国の平均寿命は40.8歳から65.3歳に、人口は5億5476万0000人から9億2780万7600人に急増している。
ここからわかるのは、反中勢力が唱える「中国は1950年代の大躍進政策と1960〜70年代の文化大革命で合わせて数千万人(最大8000万人)もの自国民を大量虐殺した」なる言説は全くの嘘であり、死者はわずかな数に過ぎなかったということである。
もし人為的に数千万人も死亡しているのなら、そのように死亡率の高い社会では平均寿命が延びるはずがないし、同じく数千万人が大量虐殺されたとされるヨーロッパ人による南北アメリカ大陸の侵略と植民地化で先住民族人口が激減したのと同様に人口が減っていなければ不自然である。そもそも大躍進政策と文化大革命の死者数を数千万人とするトンデモ説は反中勢力の間でも唱える者によって1000万単位で死者数のバラつきがある上、まともな根拠と言えるものは何もない。
大躍進政策と文化大革命は中華人民共和国建国の父・毛沢東の最大の過ちであったが、少なくとも反中勢力が唱えるような常軌を逸した大量虐殺ではないのである。
ちなみにチベットの人口の推移についてはこちら。
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