西蔵資料館 〜チベットの本当の歴史〜
- The True History of Tibet -



当サイトについて


中国中央政府による平和解放前のチベット(左)と平和解放後のチベット(右)。 ※画像クリックで拡大。

当サイトはチベットの本当の歴史とチベット問題の真実を、何も知らない日本の情弱ネットユーザーの皆さんに広く伝えるためのサイトであります。チベット民主改革から54周年を迎えた2013年3月28日に公開開始。

そこの貴方、チベットについて本当に正しい知識を持っていますか?ダライ・ラマ一味(以下ダライ集団)が流す歴史捏造プロパガンダに騙されてはいませんか?

例えば、

「チベットは古来から独立国家であった」
「ダライ・ラマ時代のチベットは素晴らしい社会であった」
「中国政府が平和解放と呼ぶ1951年の軍事行動はチベット侵略および植民地化である」
「中国政府によって120万人ものチベット人が大量虐殺され民族浄化された」
「中国政府によって多くのチベット人が強制断種・避妊手術を施されている」
「中国政府はチベット語の使用を禁止している」
「中国政府はチベットの文化と宗教を弾圧している」
「現在のチベットでは漢族の大量流入によりチベット族が少数派に追い込まれている」
「大チベットと呼ばれる地域がチベットの本来の版図である」
「パンダはチベットの動物である」
「ダライ・ラマ14世は非暴力を貫く平和の使者である」

…などなど、驚くべきことにこれらすべて、ダライ集団およびその同調者らによる歴史捏造プロパガンダなんです。とりあえずこれらが捏造である証拠を手早く知りたい方には「チベットFAQ 〜ダライ・ラマ派の嘘一覧〜」を必読記事としておすすめしておきます。

現状の日本におけるチベット問題関連の情報はあまりにも偏り過ぎていると言わざるを得ません。右派はもちろんのこと、一部の左派ですらダライ集団の歴史捏造プロパガンダばかりを鵜呑みにし、ダライ側が絶対善であるかのように思い込まされ洗脳されています。

当サイトはそういったダライ集団の有害極まりない歴史捏造プロパガンダを暴き、真実のチベット史を広めるために生まれました。当サイトで真実をしっかりとお勉強して、ダライ集団による洗脳をしっかりと完治させてくださいね。日本軍による侵略と虐殺の歴史どころかチベットの歴史すらも知らない情弱日本人の皆さんw

初めての方はまず、

・ 「チベット問題とは何か
・ 「日本の左派・リベラルがチベットについて学ぶべき理由
・ 「チベットの歴史沿革

…をお読みください。また、よければ当サイトに付属するサブサイト「日本はアイヌ民族に何をしたか」もご覧ください。

2021年2月24日更新
  • 「忍者アナライズ」のサービス終了に伴い、各ページに埋め込むアクセス解析ツールを「忍者アクセス解析」に移行。


  • 2019年3月28日更新
  • チベット民主改革60周年およびサイト開設6周年の企画として「チベットFAQ 〜ダライ・ラマ派の嘘一覧〜」を作成。
  • チベットの歴史沿革」に歴代チベット自治区主席を加筆。
  • 写真で見る平和解放前と平和解放後のチベット」の「政教一致の封建農奴制下にあった平和解放前のチベット」の節に新証拠として日本の外務省外交史料館が所蔵する戦前日本の公文書を加筆。


  • 2019年2月19日更新
  • 平和解放後のチベットの社会・経済発展データ」にフランスの歴史人口学者が「乳児死亡率などの人口学的指標は捏造できない」と述べていることについて加筆。


  • 2019年2月17日更新
  • 日本の左派・リベラルがチベットについて学ぶべき理由」に加筆。


  • 2018年11月18日更新
  • ダライ・ラマ派とナチスの関係」に「「チベット亡命政府」がナチス礼賛者を公式に大歓迎」の節を追加。


  • 2018年6月30日更新
  • 当サイト改装の際に一旦は当サイトの記事中への掲載を取りやめていた「反中国デモの偽善と危険」と「The Myth of Tibet Genocide」をトップページの「チベット関連サイト集」の節に改めて追加。


  • 2018年6月1日更新
  • 新疆問題の真実」と「台湾問題の真実」を作成。これらの記事中で、半年前の2017年11月30日にサービスを終了した「Yahoo!知恵ノート」にあったいくつかの参考になる記事を復刻。
  • 西側メディアによるチベット関連の虚偽報道」に「ダライのデマ「中国軍兵士がラマ僧に偽装」 西側が報道」の節を追加。
  • トップページの「反中・嫌中デマを検証するサイト集」の節にリンクをいくつか追加。


  • 2018年3月28日更新
  • サイト開設5周年企画として「日本の左派・リベラルがチベットについて学ぶべき理由」を作成。
  • 「漢族がチベットで多数派民族になり得ない理由」を「漢族によるチベットへの大量移住という嘘」に改名して大幅に加筆。
  • トップページの「チベット関連サイト集」の節に「「少数民族をいじめている」のは中国政府なのか?」を、「反中・嫌中デマを検証するサイト集」の節に「「中国産輸入食品は危険」というデマ」を追加。


  • 2018年2月5日更新
  • 「中国のチベット平和解放は侵略ではない」を「チベット平和解放は侵略だという嘘」に改名して大幅に加筆。今回は同記事をチベット問題に関心を持つすべての人々が読むべき決定版として仕上げたつもりである。


  • 2017年11月6日更新
  • 中華民国の版図でもチベットと新疆は中国の一部」の蒙蔵委員会に関する記述を最新の内容に更新。
  • トップページの「反中・嫌中デマを検証するサイト集」の節に「ネトウヨの悲願 中国崩壊本の軌跡」のリンクを追加。


  • 2017年8月11日更新
  • サブサイト「日本はアイヌ民族に何をしたか」を作成。今後、同サブサイトに関連する更新履歴は同サブサイトのほうのトップページに記録していくこととする。


  • 2017年7月21日更新
  • 平和解放後のチベットの社会・経済発展データ」に『ブリタニカ国際大百科事典12』と反中派のチベット史学者も中国政府のチベット近代化とチベット族の生活水準向上を認めていることについて加筆。節を分割。
  • トップページの「反中・嫌中デマを検証するサイト集」の節に「「混血児の大量出生がないから南京強姦は捏造」というデマ」を追加。
  • サイトのfaviconをより解像度が高いものに差し替え。


  • 2017年7月7日更新
  • 外国人が記録した旧チベットの実態」に、反中本であるハインリヒ・ハラー『セブン・イヤーズ・イン・チベット』にすら旧チベットの封建農奴制の実態が記録されていることについて加筆。
  • チベットGDPの年間平均成長率の変化」に2016年のチベットのGDP成長率について加筆。
  • 当サイト内の各記事の資料リンクにリンク切れ対策のためのウェブ魚拓を追加。その他、あちこちにマイナーチェンジを加えた。
  • なお、今年8月11日の公開開始をめどに日本のアイヌ問題についてまとめた特別コンテンツを当サイト内に作成する予定。お楽しみに。


  • 2017年4月4日更新
  • トップページのリンク集を「チベット関連サイト集」と「反中・嫌中デマを検証するサイト集」に分け、さらに多くのサイト、およびリンク切れ対策のためのウェブ魚拓を追加。


  • 2017年1月9日更新
  • 写真で見る平和解放前と平和解放後のチベット」にある旧チベットの政教一致の封建農奴制についての説明に少し加筆。


  • 2016年12月22日更新
  • トップページのリンク集に「中国関連のデマを検証するサイト」を新設。ここでは主にチベット関連以外の反中・嫌中デマを取り上げていく予定。


  • 2016年11月20日更新
  • 約1年ぶりの更新。「世界が評価した中国政府のチベット統治の真実」に新しい記事を3つ追加。


  • 2015年11月23日更新
  • 中華民国の版図でもチベットと新疆は中国の一部」の「中華民国(台湾)の公式見解でもチベットと新疆は中華圏」の節に加筆。
  • ダライ・ラマ派とCIAの関係」に「王柯『多民族国家 中国』(岩波新書)より」の節を追加。
  • トップページのリンク集に「チベット問題の本質」のリンクを追加。


  • 2015年10月17日更新
  • 中国のチベット平和解放は侵略ではない」の「第2章:中華民国時代もチベットは一貫して中国の一部であった」の節と「中華民国の版図でもチベットと新疆は中国の一部」の「昔の日本の中国地図でもチベットと新疆は中国の一部」の節に1914年の米国のアジア地図「usa1914.jpg」と1932年のドイツのアジア地図「germany1932.jpg」、およびそれらの地図についての説明を加筆。


  • 2015年9月23日更新
  • 中華民国の版図でもチベットと新疆は中国の一部」の「中華民国(台湾)の公式見解でもチベットと新疆は中華圏」の節に1936年の中華民国地図「roc1936.jpg」とその説明を加筆。不要な重複画像数枚を削除。
  • ダライ・ラマ派とオウム真理教の関係」に「ペマ・ギャルポとオウム真理教の関係」の節を追加。


  • 2015年9月16日更新
  • チベット自治区成立50周年を記念(とは言え記念日の9月1日はとっくに過ぎたが)して旧記事の「ダライラマも合意していた中国によるチベット解放」を統合する形で特集記事「中国のチベット平和解放は侵略ではない」を作成。
  • これまでトップページにのみ掲載していた「中華民国の版図でもチベットと新疆は中国の一部」を個別記事化した上で加筆。
  • トップページのリンク集に「bogus-simotukareのブログ」のリンクを追加。


  • 2015年8月26日更新
  • 外国人が記録した旧チベットの実態」に日本軍のスパイである西川一三が記録した旧チベットに関する情報を加筆。
  • 世界が評価した中国政府のチベット統治の真実」に新しく発掘した記事をいくつか追加。また、中国政府のチベット統治を評価した著名人9名の写真を追加。
  • 西側メディアによるチベット関連の虚偽報道」に「ドイツテレビ局がラサ暴力事件の報道に誤りと認める」の節を追加。


  • 2015年8月10日更新
  • チベットおよびチベット族の人口推移」の「チベットおよびチベット族の人口推移まとめ」の節に2010年の人口統計を、「参考1:新疆ウイグル自治区のウイグル族の人口推移」の節に1982年と2010年の人口統計をそれぞれ追加。また、「チベット、常住人口が300万を上回る」の節を追加し、「補足:反中勢力も中国の人口調査を「追認」」の節に少し加筆。


  • 2015年8月2日更新
  • チベットおよびチベット族の人口推移」に「参考:新疆ウイグル自治区のウイグル族の人口推移」の節を追加。また、「ダライ集団と櫻井よしこが中国の人口調査を「追認」」の節に加筆して「補足:反中勢力も中国の人口調査を「追認」」に改名。資料画像として「tibetananduyghur2000.jpg」を追加。


  • 2015年7月22日更新
  • 「平和解放前のチベットの写真」を「写真で見る平和解放前と平和解放後のチベット」に改名。節を「政教一致の封建農奴制下にあった平和解放前のチベット」と「中国政府によって近代化された平和解放後のチベット」の二つに分割し、それぞれの節に写真を新しく6枚ずつ追加して枚数を増やした。また、中国政府がチベット語を弾圧などせずに保護している証拠としてチベット語に関する写真も11枚追加。
  • 河口慧海が記録した旧チベットの実態」に河口慧海が実在した人物である証拠として本人の写真「kawaguchiekai.jpg」を追加。
  • トップページの「中華民国(台湾)の公式見解でもチベットは中華圏」の節に蒙蔵委員会と中華民国憲法第120条に関する説明を追加。


  • 2015年5月8日更新
  • 平和解放前のチベットの写真」に河口慧海が記録した旧チベットについての記述をさらに詳しく加筆。


  • 2015年4月17日更新
  • 西側メディアによるチベット関連の虚偽報道」を作成。


  • 2015年4月8日更新
  • 河口慧海が記録した旧チベットの実態」に「チベット人以外の民族がチベットに長期滞在していると血を吐くことがある」の節を追加。
  • 漢族がチベットで多数派民族になり得ない理由」を作成。


  • 2015年3月28日更新
  • トップページのリンク集に「真実の西蔵とは」と「ラサ 3.14事件の真相」と「Friendly Feudalism: The Tibet Myth」のリンクを追加。
  • チベットの歴史沿革」を作成。
  • チベットおよびチベット族の人口推移」に「ダライ集団と櫻井よしこが中国の人口調査を「追認」」の節を追加。
  • ダライ・ラマ派とCIAの関係」に「1959年、チベット武装勢力反乱の真相」の節を追加。
  • ダライ・ラマ派とオウム真理教の関係」に「ダライ・ラマの称賛を“金で買った” 上祐氏が古巣・オウムに爆弾」の節を追加。


  • 2015年3月12日更新
  • 平和解放前のチベットの写真」に写真を新しく6枚追加、合計18枚に。それに伴いトップページにもその中から写真を9枚選抜して追加。


  • 2015年2月26日更新
  • トップページを微修正し「西側諸国も公式に認める中国のチベット領有」の節を追加。
  • 平和解放前のチベットの写真」に旧チベットの人口関連の説明を加筆。
  • 「西側諸国にも見捨てられたチベット独立派」を「西側諸国も公式に認める中国のチベット領有」にリニューアルして内容を微修正、「インド 国内でのダライ・ラマの政治活動を認めず」の節を追加。
  • ダライ・ラマ派とCIAの関係」に米国側資料として「ダライラマグループがCIAから金銭を受け取ったと述べる」と「動画:CIA とチベット:関係者の証言」の節を追加。
  • ダライ・ラマ派と統一教会の関係」の「touitsu2.jpg」の画像をキャプション付きのものに差し替え。


  • 2015年2月3日更新
  • トップページを微修正し新たに更新履歴と、「平和解放前のチベットに関する公文書資料」、「河口慧海が記録した旧チベットの実態」、「チベットおよびチベット族の人口推移まとめ」、「チベットの平均寿命の推移まとめ」、「世界が評価した中国のチベット統治の真実」の節を追加。
  • チベット問題とは何か」を微修正。
  • 河口慧海が記録した旧チベットの実態」に「旧チベットが軍隊を持たなかったというのは嫌中ネトウヨの嘘」の節を追加。
  • 平和解放後のチベットの社会・経済発展データ」を微修正、「チベットおよびチベット族の人口推移まとめ」と「チベットの平均寿命の推移まとめ」の節を追加。
  • 「1964-2008年 チベット総人口とチベット族人口の変化」を「チベットおよびチベット族の人口推移」にリニューアルして内容を大幅に加筆。
  • チベットの平均寿命の推移」を作成。
  • 世界が評価した中国政府のチベット統治の真実」に「チベットの未来」(外部サイト)のリンクを追加。


  • (2015年から更新履歴の記録を開始)


    公開開始日:2013年03月28日
    最終更新日:2022年02月17日




    コンテンツ
    1. 写真で見る平和解放前と平和解放後のチベット
    2. 河口慧海が記録した旧チベットの実態
    3. 平和解放後のチベットの社会・経済発展データ
    4. 世界が評価した中国政府のチベット統治の真実
    5. 中華民国の版図でもチベットと新疆は中国の一部
    6. 西側諸国も公式に認める中国のチベット領有
    7. ダライ・ラマ派と犯罪集団の密接な関係
    8. チベットFAQ 〜ダライ・ラマ派の嘘一覧〜
    9. 新疆問題と台湾問題の真実
    10. 当サイトの掲載資料について
    11. チベット関連サイト集
    12. 反中・嫌中デマを検証するサイト集



    1. 写真で見る平和解放前と平和解放後のチベット


    中国中央政府による1951年の平和解放および1959年の民主改革の以前と以後のチベットがそれぞれどのような社会であるかをはっきりと示す写真資料集。「
    旧チベットにおけるダライ・ラマの猟奇的仏事の命令書」も必読。

    ※画像クリックで拡大。

    ■政教一致の封建農奴制下にあった平和解放前のチベット

    ラサの貧民窟と物乞いの人々 農奴が住んだボロボロの家 粗末な食べ物を口にして飢えをしのぐ人々

    無給労働でポタラ宮まで荷物を運ばされる農奴たち 右手を切り落とされた牧畜民 封建農奴制下で殺された人々の遺骨

    着る物もなく飢えと病に苦しむ農奴の子供 飢えと病に苦しむラサの物乞いの老人 ボロボロの衣服を着用し飢えに苦しむ女性と子供

    ■中国政府によって近代化された平和解放後のチベット

    現在のラサの様子 ポタラ宮付近の綺麗に整備された道路 チベット大学

    チベットの水力発電所 近年話題の青蔵鉄道(青海チベット鉄道) 保護されているチベット族の伝統文化

    ラサの自然保護区 現在のチベットでは満18歳以上の全ての公民に選挙権と被選挙権が与えられており政治参加ができる チベット語の教科書で学ぶチベット族の小学生たち

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    2. 河口慧海が記録した旧チベットの実態


    日本人としては初めてチベットを旅行した黄檗宗の僧侶である河口慧海(かわぐち えかい、1866 - 1945)の著書『チベット旅行記』(旧題:『西蔵旅行記』)に書かれた1904年頃の旧チベットの実態。

    日本軍のスパイである西川一三(にしかわ かずみ、1918 - 2008)らによる旧チベットの記録については「
    外国人が記録した旧チベットの実態」を参照のこと。



    旧チベットは貴族階級が支配する封建奴隷制社会だった

    出典:河口慧海『チベット旅行記』の「第百一回 法王政府」

    華族と人民の関係 はちょっと見ると封建制度になって居ります。それは華族の祖先という者はみな国家に功労のある人である地方を自分の領分に貰ってある。いわばそこへ封(ほう)ぜられたようなものでそこにはその地に属するところの平民がある。で、その華族家と家属及び平民との関係はほとんど国王と人民との関係のようなもので、その平民を生殺与奪(せいさつよだつ)するところの権利はもちろんその華族に在るんです。またこの華族は平民から人頭税(じんとうぜい)を徴収します。その人頭税はごく貧乏人でも一タンガー位出さねばならぬ。その上の人になると十タンガーも百タンガーも納(おさ)めるものがある。例えば非常に出世したとかあるいは沢山な財産があるとかいう人はそういう大金を納めなければならん。

    ただ人頭税を納めるだけではない。その華族に対しては自分が土地をその華族から貸して貰って居ることになって居るですから、その租税(そぜい)を納めなくてはならん。それでこの人頭税というものは随分苦しい税ですけれども、納めなければ擲(な)ぐられた上に自分の財産を没収(ぼっしゅう)されてしまいますから、非常な苦しい思いをしても歳(とし)の暮には人頭税を納めなければならん。その税を納める苦しさに堪(た)えずして坊主(ぼうず)になる者も沢山ある。坊主になると人頭税を納める必要がないからです。税を免かれるために坊さんになる位ですからどうせ学問をする考えもなければ仏教を学んで人のために働きをしようという考えのあるべきはずもない。 ...

    [全文を読む]

    ※「華族」(魚拓)…貴族階級のこと。「中華民族」のことではない。




    旧チベットの刑罰と拷問は極めて残虐だった

    出典:河口慧海『チベット旅行記』の「第八十五回 刑罰の種類」

    ... チベットの拷問の方法 はごく残酷である。またその処刑もごく野蛮の遣り方である。獄屋というようなものも、なかなかこの世からのものとは思えない程の所で、まずその拷問法の一つ二つをいいますと、先に言った割竹で指の爪を剥すとか、あるいは石で拵えた帽子を頭に載せるという仕方もある。それはまず始めに一貫匁ぐらいの帽子を載せ、それからまたその上に同様の帽子を、だんだん五つ六つと載せていくので、始めは熱い涙が出て居る位ですが、仕舞には眼の球が外へ飛び出る程になってしまうそうです。そういう遣り方もある。それから叩くというたところで柳の太い生棒(なまぼう)で叩くのですから、仕舞にはお臀(しり)が破れて血が迸(ほとばし)って居る。

    それでも三百なり五百なり極めただけの数は叩かなければ罷(や)めない。もっとも三百も五百も叩く時分には、半ばでちょっと休んで水を飲ましてからまた叩くそうです。叩かれた者はとても病気せずには居らない。小便は血のような真っ赤なのが出る。私はそういう人に薬を遣った事があります。またそのお臀(しり)の傷などもよく見ましたが実に酷(むご)たらしいものであります。獄屋も余程楽な獄屋といったところが土塀に板の間の外には何にもない。かの寒い国でどこからも日の射さないような、昼でもほとんど真っ闇黒(くらがり)というような中に入れられて居るので衛生も糸瓜(へちま)もありゃあしない。 ...

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    旧チベットでは僧侶でない人々はまともに教育を受けることすらできなかった

    出典:河口慧海『チベット旅行記』の「第九十四回 教育と種族」

    ここで 学校及び教育 の事についてちょっと説明をして置きます。チベットでは教育は余り普及して居らない。ただ第二の府たるシカチェの辺では大分に単純な習字とかあるいは数える事、読物の類(たぐい)は行われて居りますけれども、その他は寺でない限りはほとんど普通人民の子供は教育されるということはないのです。ですからもちろん学校も沢山にない。ただ学校らしいものはラサ府の法王宮殿に一つと、シカチェのタシ・ルフンプー寺にあるだけ。その他はすべて私塾のようなものであって最も広く教育の行われて居るのは僧侶学校である。 ...

    [全文を読む]




    旧チベットでは悪魔払いで病気が治るという迷信が信じられていた

    出典:河口慧海『チベット旅行記』の「第百五回 迷信と園遊」

    病根は悪癘(あくれい) チベットでは病人の全癒(ぜんゆ)を謀(はか)るには医薬がおもなる部分でない。最も主要なる部分すなわち病人に対し最も有効なりとせらるる部分は祈祷(きとう)である。彼らの信仰によると病気は大抵悪魔、厄鬼、死霊等の害悪を加うるによるものであるから、まず祈祷の秘密法によって悪癘を払わなくては、たとい耆婆(ぎば)扁鵲(へんじゃく)の薬といえども決して利くものでない。で、いかなる悪癘が今その病人に対して禍(わざわい)を加えて居るかということは、普通人間の知らないところであるから、まずこれを知るためにはラマに尋ねなければならんというので、ラマの所へ指して書面を持たして尋ねにやるとか、あるいは使をやって尋ねるとか、または自分で行って尋ねるです。

    するとラマはいろいろその事に関する書物等を見て判断を下し、これは郎苦叉鬼(ラクシャキ)の祟(たた)りであるとかあるいは鳩槃陀鬼(クハンダキ)または夜叉鬼(やしゃき)の害であるとか、あるいは死霊、悪魔、その地方の悪神等が祟りをして居るとかいうことをよく見定めて、それに対する方法としてどこのラマに何々のお経を読んで貰えという。もっともラマの名を書いてある事もあればまた書いてない事もある。それは誰でもやれる方法である時は名は書かない。少しむつかしい方法になると誰某(たれそれ)という指名をするのです。 ...

    [全文を読む]




    旧チベットは英国植民地だった同時代のインドと比べても近代化が遅れていた

    出典:河口慧海『チベット旅行記』の「第百八回 チベットと英領インド」

    国民の感情 ですからダージリンに居るチベット人は皆インド政府の処置に満足して、不平をいわないのみならず、実際心服して英政府のために働きたいという考えをもって居る者が沢山ある。もちろん半期あるいは一年位滞在して居る者にはそんな考えを持って居る者はないけれども、三年、五年と住むに従って、どうもイギリス人の遣り方は立派である、公明正大である、慈悲深い遣り方である。こういう政府の下に属するのは非常に結構である。チベットではちょっと盗みをしても、手を切るとか眼玉を抉(くじ)り取られるとかいうような残酷な刑に処せられるけれども、英領インドではどんな重い罪を犯しても、それで死刑に処せられるということはまずない位で実に寛大な刑法である。

    道路なども非常に立派なもので、神の国の道のように出来て居る。また病気になっても施薬病院があって結構な薬を銭も取らずにくれる。それから貧苦に迫って食物がなくなればまた相当の補助をしてくれる。こんな結構な政府はどこにもない。チベットでは食物がなくなれば誰もくれる者がないから、餓死をしなくちゃあならんというて、一度足をダージリンに入れたチベット人の誰もが去るに忍びない心を起すです。 ...

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    旧チベットのラサ府は糞尿にまみれた不潔の都だった

    出典:河口慧海『チベット旅行記』の「第九十回 不潔の都」

    ... 溝は大小便の溜池 その溝にはラサ婦人のすべてと旅行人のすべてが大小便を垂れ流すという始末で、その縁には人糞(じんぷん)が行列をして居る。その臭い事といったら堪らんです。まあ冬は臭いもそんなに酷(ひど)くはございませんけれども、夏になると実にその臭いが酷い。それで雨でも降ると道のどろどろの上へ人糞が融けて流れるという始末ですから、その臭さ加減とその泥の汚い事は見るから嘔吐(おうと)を催すような有様。一体ラサというのは神の国という意味で、いわゆる仏、菩薩すなわち外護(げご)の神様の住処(すみか)で非常に清浄な土地であるというところから神の国という意味の名をつけられたのである。けれどもその不潔なところを見ると、確かにパンデン・アチーシャがいわれたごとく糞喰(くそくら)い餓鬼の都としか思えない。実に不潔なものです。 ...

    [全文を読む]




    旧チベット人は高等ラマ僧の糞尿を薬と称して喰わされていた

    出典:河口慧海『チベット旅行記』の「第八十七回 奇怪なる妙薬」

    その薬といえば一つ思い出しましたがチベットには

    奇々妙々の薬 がある。その薬の本来を知った者は恐らくチベット人を除く外誰も飲むことが出来ぬだろうと思います。それはチベット法王あるいは第二の法王というような高等なるラマ達の大便は決して棄てない。また小便も決して棄てない。大小便共に天下の大必要物である。その大便は乾かしていろいろな薬の粉を混ぜて、そうして法王あるいは高等ラマの小便でそれを捏(こ)ねて丸薬に拵え、その上へ金箔(きんぱく)[#ルビの「きんぱく」は底本では「きんばく」]を塗るとかまた赤く塗るとかして薬に用いますので、この薬にツァ・チェン・ノルプー(宝玉)という奇態な名を付けます。 ...

    [全文を読む]




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    3. 平和解放後のチベットの社会・経済発展データ


    中国中央政府による1951年の平和解放および1959年の民主改革以後のチベットはどのような発展を遂げてきたかを示す具体的な統計データ集。

    なお「こんなデータはデタラメだ!」なんて思った人へ。脊髄反射で事実から逃げる前に、チベット史学者である石濱裕美子氏の
    チベット懐柔政策論や、歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏の人口学的データ論を一度読んでみることをおすすめする。ちなみに両氏ともバリバリの反中派である。

    ※画像クリックで個別ページへ移動。

    1959-2008年 チベットのGDPと1人当たりのGDPの変化 1959-2008年 チベットの食糧総生産量の変化 1978-2008年 チベット農牧民1人当たりの純収入の変化

    1964-2008年 チベット総人口とチベット族人口の変化 チベット住民の健康レベルの変化(嬰児死亡率、妊婦死亡率、平均寿命) 1965-2008年 チベット自治区の各種学校数と教職員数

    チベットの青壮年の非識字者率の変化 1959-2008年 チベット千人あたりの患者用ベッド数と衛生技術員数の変化 1990-2007年 チベットの造林と防風林面積の変化

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    チベットおよびチベット族の人口推移まとめ


    チベットおよびチベット族の人口推移
    チベットの総人口 チベットの
    チベット族人口
    中国全土の
    チベット族人口
    1737年 約800万人 *1 - - 歴代ダライ・ラマ時代。
    1904年 約500万〜600万人 *2 - - 歴代ダライ・ラマ時代。
    1935年 372万人 *1 - - 歴代ダライ・ラマ時代。
    1951年 115万人 *3 *4 - - この時点まで歴代ダライ・ラマがチベットを直接統治し、凄まじい悪政によって人口が激減し続けた。同年、中国中央政府のチベット平和解放によって中央政府の庇護のもとでダライ・ラマ14世がチベットの自治を開始、人口減少が止まる。
    1953年 127万5000人 *3 - 277万5000人 *5 第1回国勢調査。
    1959年 119万人 *1 - - *6 この時点まで中国中央政府の庇護のもとでダライ・ラマ14世がチベットを自治。しかし、ダライら旧チベット支配層が中国からの独立を企てて武装反乱を起こし失敗、亡命。旧チベット支配層らが逃れた分だけ人口が減る。同年、中央政府のチベット民主改革によって政教一致の封建農奴制が撤廃されて中央政府による直接統治が始まり、近代化によってチベット族の人口が急速に増え始める。
    1964年 125万1000人 *3 120万9000人 *3 - 第2回国勢調査。
    1978年 174万人 *7 162万人 *7 - -
    1982年 - - 387万人 *8 第3回国勢調査。
    1984年 197万人 *7 188万人 *7 - -
    1988年 212万3100人 *9 - - -
    1990年 219万6000人 *3 209万6700人 *3 459万3000人 *10 第4回国勢調査。
    1993年 229万人 *7 221万人 *7 - -
    2000年 261万6300人 *3 241万1100人 *3 542万人 *9 第5回国勢調査。
    2001年 254万人 *7 244万人 *7 - -
    2003年 270万1700人 *3 - - -
    2004年 273万6800人 *3 - - -
    2005年 277万人 *9 - *11 - -
    2006年 281万人 *9 - - -
    2008年 287万人 *7 270万人 *7 - -
    2010年 300万2166人 *12 - 628万2200人 *13 第6回国勢調査。
    (1737年から1951年までの歴代ダライ・ラマ時代には一貫して人口が減少し、
    対する1959年以降の中国政府統治時代には一貫してチベット族人口を含めて人口が増加した)
    出典・脚注
    *1:『中国地図冊』(中国地図出版社編制、新華書店北京発行所発行、1992年版)
    *2:河口慧海『チベット旅行記』の「第百十八回 チベットの兵制」
    *3:『チベットの人口』(中国のチベット 事実と数字2005)
    *4:この時点の1951年までに実施されていた人口調査は旧態依然とした簡易なものであり大まかな人口しか把握できておらず、次点の1953年の人口と比べると1年に約6万2500人ずつ増えるという異常な人口増加ペースになっていることがわかるので、実際には1951年の人口は115万人よりも数万人多かったものと推定される。2年後の1953年には第1回国勢調査が実施され、そこからようやく正確性の高い人口統計が得られるようになった。
    *5:易富賢『大国空巣:反思中国計画生育政策』(中国発展出版社)魚拓)。
    *6:ダライ・ラマ14世のいわゆる「チベット亡命政府」は1959年時点の中国全土のチベット族人口を600万人と主張し、その根拠として「中国政府が当時そう発表していた」とうそぶいているがそのような事実は一切ないし、また人口600万人の典拠となる具体的なソース名も一切挙げていない。また、彼らは「1959年」の人口が600万人だと言ったり「1959年以前」の人口が600万人だと言ったり「現在」の人口が600万人だと言ったりまるで一貫性がないし、まさか発展著しい地域で50年以上もの間ぴったり600万人のまま人口が停滞していることなどあり得ないのでこの600万人という数字は全く信憑性のない出鱈目な数字と見て間違いない。
    *7:『チベット総人口とチベット族人口の変化』(チャイナネット 2009年4月7日)
    *8:中国語オンライン辞書魚拓)。
    *9:横浜国立大学教育人間科学部教授・村田忠禧『チベット問題を考えるための資料』魚拓)。
    *10:中央人民広播電台魚拓)。
    *11:『チベット問題を考えるための資料』には2005年のチベットのチベット族人口は241万1100人と書かれているが、この数字は第5回国勢調査で判明した2000年のチベットのチベット族人口と完全に一致する不自然な数字である。よって2000年のデータが2005年のデータと誤認されて掲載されたものと判断して一覧から除外する。
    *12:『チベット、常住人口が300万を上回る』(中国国際放送局 2011年5月5日)
    *13:中国民族報 2012年7月5日魚拓)。

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    チベットの平均寿命の推移まとめ


    チベットの平均寿命の推移
    チベットの平均寿命
    1959年 35.5歳 *1 この年に中国中央政府のチベット民主改革によって政教一致の封建農奴制が撤廃され、近代化によって平均寿命が急速に延び始める。
    1990年 59.64歳 *2 第4回国勢調査。
    2000年 64.37歳 *2 第5回国勢調査。
    2007年 67歳 *1 -
    出典
    *1:『チベット住民の健康レベルの変化』(チャイナネット 2009年4月7日)
    *2:横浜国立大学教育人間科学部教授・村田忠禧『チベット問題を考えるための資料』魚拓)。

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    これら中国政府によるチベットの近代化と生活水準向上に感謝するチベット族の人々の発言については「チベット族の人々が語る現在の豊かで幸せな暮らし」を参照のこと。



    4. 世界が評価した中国政府のチベット統治の真実


    世界の人々は真実を知ればこのように中国政府のチベット統治を評価するようになる。中国政府のチベット統治の真実を知った海外の反応。

    中国政府のチベット近代化を見たインド人の反応、「
    チベットの未来」(外部サイト)もおすすめ。



    外国の大物政治家が語るチベットの今昔

    ■ドイツのシュミット元首相

    旧チベットはずっと、後れた政教一致の封建農奴制社会だった。1959年以降、西蔵(チベット)自治区は封建農奴制を廃止した。西蔵の文化・伝統の保護や人権尊重の面で中国政府には色々問題があると常に批判する人がいるが、こうした人々は、過去数十年間に中国政府が西蔵人民に進んだ技術や現代的なインフラをもたらし、道路、空港、拉薩(ラサ)へ通じる青蔵鉄道を建設し、西蔵の人々が今や携帯電話やインターネットで外の世界と連絡を取ることができることを見ていないのだ。中国が改革開放を実施してから、西蔵人民の物質生活は大幅に改善された。20年前の拉薩はまだ巨大な宮殿を擁す小都市に過ぎなかったが、今では、宮殿が聳えたまま、商業が繁栄し、観光業が発達した大都市となっている。

    ■フランス社会党のMelenchon上院議員

    中国政府の優遇政策は西蔵の発展を促進し、西蔵人民に福音をもたらした。第1に、封建農奴制を廃止して、社会階層を3等9級に分け、封建農奴主が農奴の生殺の権を握り、婦女が悲惨な境遇にあった社会状況に終止符を打った。第2に、地元頭領間の激しい混戦や、教規に違反した者に対する僧侶の血腥い懲罰を終わらせた。第3に、西蔵人民の生活を大幅に改善した。1959年と比べ、2008年には西蔵の児童入学率は2%未満から98.5%へ上昇、平均寿命は35.5歳から67歳まで伸び、人口は122万8000人から287万800人に増加した。 ...

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    イタリアの歴史学者、ダライ集団の支持を非難

    イタリアの著名な歴史哲学者で、ウルヴィーノ大学のドメニコ・ロソルド教授は、西側がダライ集団を支持し、中国の分裂を謀っていることを批判して、国際知識界や民衆が中国を支持しようとウェブサイトで呼びかけた。

    フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イタリアなどの5つの言語で発表されたこのアピール文書では、今、一部の西側の国で中華人民共和国を「悪魔化」する卑劣な行動が展開されており、この運動は「自治」をスローガンに、「チベット独立」を支持しているとしている。またこの目標が達成すれば、次の目標は新疆、内蒙古など、中国のその他の地区に及ぶと指摘している。

    3月14日にラサで起こった暴力事件では、罪のない人たちが殺害され、その中には高齢者や女性、児童も含まれていた。しかし西側の国やメディアは、これに対して一切触れていないと、アピール文書には記されている。 ...

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    インドの記者が見たチベット

    ... 今回の訪問期間中、ちょうどチベット歴の新年を迎えた。ラサの街にはいたるところにチベット族特有の旗や装飾が施され、賑やかな雰囲気に包まれていた。私は学校や児童福祉施設、ハダカムギ酒工場、それに寺院を見学して回った。そこでチベット社会の和やかな雰囲気と、チベット族がチベット語やチベット文化、信仰・宗教を学ぶ姿を目にした。滞在中、私は一般のチベット族の家庭にも伺った。チベット族の人々は、政府の補助金によって昔よりもいい家に住み、鉄道や道路が貫通したことで、新たな仕事の機会が増えたと口々に話していた。ラサから林芝(ニンティ)まで数百キロの道路脇には新しい建物がたくさん建てられ、人々の表情も喜色に満ち、著しく発展する情景を目の当たりにした。

    わたしは一人の記者として、私たち報道陣は時に表面だけに流され、本当の意味でその問題を深く掘り下げていないと思う。長年の現地視察を通じて培った、西蔵自治区の経済・社会の発展、人権状況に対する私自身の判断は、間違っていないと思う。私が目にしてきた状況に比べ、ダライ集団と一部の西側メディアが流している情報はいかに信頼性がなく、無責任であることが容易く発見できる。さらに強調したいのは、一部の西側メディアが取り上げている、いわゆる「チベット問題」は存在しないということだ。それはダライ集団と「チベット独立」支持者の故意なでっち上げにすぎない。 ...

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    ドイツ学者、チベットの百万農奴解放を評価

    ドイツの新聞「ユンゲ・ヴェルト」は27日、「奴隷制度の終結」という見出しの文章を載せ、チベットの百万農奴の解放は歴史的な意義を持っていると高く評価した。

    この文章を書いたのは、ドイツの中国学者で、マールブルク大学のハンス教授だが、ハンス教授は「いわゆるチベット亡命政府は、昔の搾取者の代表機関である。ダライ・ラマが言う自由とは、少数の人が大勢の人を搾取する自由である。ダライ・ラマの神権制度は宗教文化ではなく、イデオロギーを基盤とした原始的な搾取・支配統治制度だ」と批判した。 ...

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    中国政府、チベットの宗教の自由を制限していない

    ... マクシム・ビバス氏の紹介によりますと、チベットへ行く前は西側諸国のメディアの影響を受け、「中国政府はチベット文化を絶滅させ、チベットの宗教の自由を制限している」との認識を持っていました。しかし、チベットの空港に着いて目の前の景色に驚きました。あちこちにチベット語で書かれた広告や看板、道路標識が並べられています。チベットの学校では先生はチベット語で授業を行い、学生たちは得意げにチベット語の入力ソフトを見せてくれました。また、寺院や公共場所のあちこちで祈祷する信者を見かけたということです。

    マクシム・ビバス氏は「中国政府はチベットの宗教の自由を制限していないどころか、一部の少しやりすぎた宗教活動に対して寛容すぎる。フランスなどの西側諸国では公共の場所でそのような宗教活動は絶対に禁止されている」との見方を述べました。 ...

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    5. 中華民国の版図でもチベットと新疆は中国の一部


    チベットと新疆を中華圏としているのは中華人民共和国政府だけではない。中華民国(台湾)政府も今以ってチベットと新疆を中華圏としているのである。

    これら中華民国の公式領土地図では、チベット自治区に「西蔵地方」が、新疆ウイグル自治区に「新疆省」が置かれている。チベットおよび新疆が中華圏であることは中華人民共和国政府だけでなく中華民国政府にも共有されている中華民族の公式見解である。


    中華民国公式領土地図の中国語版


    中華民国公式領土地図の英語版

    ちなみに中華人民共和国成立以前である1936年の中国で発行された中華民国地図でもチベットと新疆は中国の一部とされているため、当時から中華民国政府は両地域を中国の一部として扱っていたことがわかる。


    1936年の中華民国地図

    また、中華民国憲法魚拓)の第120条には「西蔵(チベット)の自治制度は、保障しなければならない」とある。これも中華民国が今以って公式にチベットを中華圏としている証拠の一つである。

    ちなみに王柯『多民族国家 中国』(岩波新書)には以下の記載がある。
    出典:王柯『多民族国家 中国』(岩波新書)のP50

    一九一二年三月に公布した「中華民国臨時約法」は、「中華民国の領土は二二の行省、内外モンゴル、チベット、青海から構成される」(第三条)となっており、一九一四年五月に公布した「中華民国約法」は「中華民国の領土は、以前の帝国の領域に基づく」(第三条)となっていた。そして、一九三一年六月に公布した「中華民国訓政時期約法」は、「中華民国の領土は各省及びモンゴル、チベットである」(第一条)となっていた。
    補足しておくと現在の新疆ウイグル自治区は中華民国時代には「新疆省」であったため、ここでは「二二の行省」に含まれている。

    そして惜しくも2017年9月15日に解散されたが、中華民国政府には「蒙蔵委員会」(モンゴル・チベット委員会、Mongolian & Tibetan Affairs Commission)という機関があった。これは名目上、チベットとモンゴルを統治する機関であり、つい近年も中華民国政府が公式にチベットとモンゴルを中華圏としていた証拠の一つである。

    このように現在は台湾に存在している中華民国ですらチベットと新疆の独立を認めていないので「中国共産党政権を打倒すればチベットとウイグルは独立する」などと考えていたらそれは大きな間違いである。



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    6. 西側諸国も公式に認める中国のチベット領有


    中国のチベット領有は西側諸国を含めた国際社会から公式に認められたものである。今や中国のチベット領有を認めていないのはダライ集団とチベット独立派、西側諸国の民間の反中勢力だけである。



    インドのシン首相
    「中国の西蔵(チベット)問題に対するインドの立場は一貫しており、ダライ・ラマがインドでいかなる政治活動を行うことも認めない。台湾問題では、『1つの中国』政策を堅持する」

    英国のミリバンド外相
    「公式にはチベットを中国の一部として認めてこなかった過去の英国外交は誤りだった。今でははっきりと中国の領有権を認めている」

    ドイツのメルケル首相
    「『一つの中国』原則を認め、チベット独立を支持しない」

    フランス外務省のエリック・シュヴァリエ報道官
    「フランスはチベットの独立を支持しない。私たちの立場は決して変わることはない。すなわち、中国の領土保全を支持し、分裂主義とチベット独立を支持しない」

    ジョン・モリス米国務次官補
    「ワシントンは西蔵(チベット)独立を支持しない。西蔵自治区は絶対に中国から切り離せない一部分だ」

    インドのクリシュナ外相
    「インドはチベットを中国の一部とみなしており、インドにおいて反中国的な活動を認めない。中国からの要請があればチベット問題についてインドはあらゆる支援を行う構えだ」

    英国のキャメロン首相
    「英国政府は長期にわたって実行してきた対中政策、および西蔵(チベット)関連問題への政策を変えることはない。即ち、英国は西蔵が中国の一部分であることを認め、西蔵独立を支持せず、中国の主権を尊重する」

    オーストリア外務省のキカルト政治局長
    「オーストリアは中国との友好協力関係を大変重視し、一つの中国の政策を堅持しており、チベットが中国の一部分であることを認めている。チベット独立を主張し中国の領土保全を損なういかなる分裂行為も支持しない」

    米国のオバマ大統領
    「チベットは中国の一部分であり、米国はチベットの独立は支持しない」



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    7. ダライ・ラマ派と犯罪集団の密接な関係


    ダライ・ラマ14世およびいわゆる「フリーチベット運動」を支援しているのはどのような勢力なのかを明らかにする。西側諸国における「ダライ・ラマ14世は非暴力を貫く平和の使者」というイメージが全くの虚構であることを示す不都合な真実の数々。

    ※画像クリックで個別ページへ移動。

    ダライ・ラマ派とCIAの関係 ダライ・ラマ派と統一教会の関係 ダライ・ラマ派とオウム真理教の関係

    ダライ・ラマ派とナチスの関係



    8. チベットFAQ 〜ダライ・ラマ派の嘘一覧〜


    ダライ・ラマ派が世界中で執拗に撒き散らしているチベットについての大嘘の数々を徹底論破するための一問一答。

    チベットのことで中国を非難する反中勢力は、やれ侵略だ弾圧だ虐殺だ民族浄化だなどと、センセーショナルな単語を並べ立てて中国を悪魔化している。しかし、実はそれらの情報はダライ・ラマ派が国際社会の同情を集めるために捏造した反中・嫌中デマである。ここではその虚構性を数々の証拠を挙げながら証明していく。

    ダライ・ラマ派が世界的に流布している嘘一覧
    1. 「1951年に中国は独立国チベットを侵略した」
    2. 「1951年以前のチベットに帝国主義の支配はなかった」
    3. 「1951年以前のチベットに封建農奴制はなかった」
    4. 「1951年以前のチベットに餓死はなかった」
    5. 「17条協定の調印は武力脅迫と印鑑偽造によるもの」
    6. 「中国のチベット侵略は時代に逆行する暴挙」
    7. 「1959年以前のチベット人の全人口は600万人」
    8. 「中国政府に殺されたチベット人は120万人以上」
    9. 「中国政府はチベット語の使用を禁止している」
    10. 「中国政府はチベットの文化と宗教を弾圧している」
    11. 「漢族がチベットに大量移住している」
    12. 「チベット近代化の恩恵を受けているのは漢族だけ」
    13. 「焼身自殺はチベット弾圧の証拠」
    14. 「チベットの本来の版図は大チベット地域」
    15. 「パンダはチベットの動物」
    16. 「ダライ・ラマ14世は非暴力主義者」

    日本の嫌中ネトウヨが日本国内でのみ流布している嘘一覧
    A. 「日本もチベットのように中国に侵略される」
    B. 「チベットは軍隊を持っていなかった」
    C. 「中国共産党の虐殺でチベットの人口が激減した」
    D. 「藤岡信勝がチベット虐殺の証拠写真を広めた」

    個別記事
    チベット平和解放は侵略だという嘘
    チベット語の禁止という嘘
    漢族によるチベットへの大量移住という嘘
    西側メディアによるチベット関連の虚偽報道



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    9. 新疆問題と台湾問題の真実


    新疆問題の真実

    チベットと同じく日本や欧米の反中勢力による中国バッシングの道具の一つとして政治利用されている新疆(しんきょう)ウイグル自治区に関する真実の情報を集める。

    新疆問題の真実(Ver.1)
    新疆問題の真実(Ver.2)
    中国政府による新疆の近代化
    中国政府によるウイグル語の保護
    ウイグル族の人口推移
    その他、中国民族問題全般
    新疆ウイグル自治区関連サイト集




    台湾問題の真実

    台湾(中国台湾省、中国台湾地区)の帰属問題(両岸問題)、および親日と反日にまつわる問題に関する真実の情報を集める。

    台湾問題の真実(Ver.1)
    台湾問題の真実(Ver.2)
    「一つの中国」という概念
    台湾における反日感情
    台湾の本省人は親日で外省人は反日だという嘘
    台湾は親日だから好きだというのは愚かな考え方



    10. 当サイトの掲載資料について


    これまで信奉してきたダライ集団による歴史捏造プロパガンダの大嘘を盛大にバラされてチベットのことで中国を叩く根拠がなくなってしまい、「このサイトに書いてあることこそ歴史捏造プロパガンダだウヨー!」なんて発狂してしまった嫌中ネトウヨへ。

    「左翼が提示する資料だから嘘」とか「中国が提示する資料だから捏造」といったような「○○が言っていることだから嘘・捏造である」という何の根拠もない決め付けは何の反証にもならないぞ。

    提示された資料を嘘・捏造だと断言したいのであれば、

    ・ 提示された資料の具体的にどの箇所がどのように嘘・捏造であるのかを、
    ・ 提示された資料と同等以上に信憑性のある反証ソース付きで、

    確実に立証できなければならない。

    それができないのに嘘だ捏造だと言い張るのでは、「中国人が言ってることだから韓国が中国の属国だったなんて捏造・妄言ニダ!」とか「日本人が言ってることだから韓国が日本に近代化されたなんて捏造・妄言ニダ!」などと何一つ反証の根拠も提示せずにファビョるだけの南朝鮮人と何も変わらないぞ?

    要するに「○○が言っていることだから嘘・捏造である」と頭ごなしに決め付ける態度は議論の本題に何ら反論できないことの動かぬ証拠である。



    11. チベット関連サイト集


    中国政府公式提示資料集

    中国のチベット 事実と数字2005
    2005年の時点でまとめられたチベットの発展に関する資料集。人口増加データ、経済発展データ、各種インフラ発展データなど。
    チベットの民主改革50周年
    2009年の時点でまとめられたチベットの発展に関する資料集その1。チベット問題関連の各種コラム、各種経済・社会発展データなど。
    チベット民主改革50周年
    2009年の時点でまとめられたチベットの発展に関する資料集その2。旧チベットと新チベットの写真対比、チベット民主改革年表など。
    図表で見る「チベット経済と社会発展の報告」
    具体的な数値データによって裏付けられた中国政府によるチベット近代化の事実を図表で確認。
    真実の西蔵とは
    2008年3月のラサ暴動の際にまとめられた資料集。チベットの真実の姿のほか、西側メディアによるチベットに関する虚偽報道の実態なども暴いている。
    ラサ 3.14事件の真相
    2008年3月のラサ暴動関連資料を中心とした資料集。チベット自治区の概要や国際社会の声など。
    中国政府白書
    チベットや新疆ウイグルなど少数民族問題のほか、政治体制、国防、環境、男女平等など様々なテーマにおける中国政府の公式見解が読める。

    有志による資料集

    チベット自治区の歴史と帰属問題について魚拓
    日本の大学に勤務する中国人学者が叙述するチベットの通史とチベット問題の由来。
    チベット問題を考えるための資料魚拓
    日本人学者も認める、チベットの本当の歴史と中国政府によるチベット近代化の事実。
    チベットの未来魚拓
    インド誌に掲載された、実際のチベットを見たインド人が語るチベットの真実。翻訳者は評論家の山形浩生氏。多少中国への批判も混ざっているが、概ね正確に中国政府のチベット統治を評価している。
    反中国デモの偽善と危険魚拓
    日本や欧米など西側諸国の反中勢力がチベット問題で中国を執拗に非難する一方で、自国の民族問題には何も言わないか、あるいは正当化するというダブルスタンダードをやっていることについて鋭く突っ込んだ英語記事の日本語訳。
    「空海のタントラ「仏教」とチベット」シリーズ目次
    博識な日本人が親中寄りの文献と反中寄りの文献の双方に目を通した上で論理的にダライ集団の歴史歪曲・捏造を暴くブログ記事の一覧その1。前半は仏教に関する小難しい話が中心だが、(20)くらいからは本格的にチベットの歴史に関する話に踏み込むので時間がない方はそのあたりから読むといい。
    「(資料)空海のタントラ『仏教』とチベット」シリーズ目次
    博識な日本人が親中寄りの文献と反中寄りの文献の双方に目を通した上で論理的にダライ集団の歴史歪曲・捏造を暴くブログ記事の一覧その2。ダライ・ラマ時代のチベットや英国のチベット支配の実態などについても言及している。
    チベット情報まとめ 〜報道されないチベット問題の真実〜
    中国政府が提示する資料以外からも明らかな、ダライ集団と反中マスコミの嘘と捏造を暴く。
    ダライラマを疑え
    詳細な歴史検証によりダライ集団の嘘と捏造を暴く。キャラクターアイコンによる対話形式の記事などわかりやすさにも力を入れている。
    鳥龍茶(にゃおろん茶)
    日本語堪能な在日中国人が解説する、中国とチベットの歴史の真実。チベット関連以外では中日関係の小ネタも取り上げている。
    チベット問題の本質
    反米派の日本人によるチベット問題評論ページ。全4編。
    bogus-simotukareのブログ
    ダライ集団に対して懐疑的な日本人によるチベット問題・中国問題評論ブログ。

    英語資料集

    China's Tibet Facts & Figures 2005
    「中国のチベット 事実と数字2005」の英語版。
    50th Anniversary of Democratic Reform in Tibet
    「チベットの民主改革50周年」の英語版。
    50th Anniversary of Democratic Reform and Serfs Emancipation in Tibet
    「チベット民主改革50周年」の英語版。
    Full Text: Report on the Economic and Social Development of Tibet
    「チベット経済と社会発展の報告」の英語版。
    Friendly Feudalism: The Tibet Myth魚拓
    米国人学者も認める、チベットの歴史の真実。多少中国への批判も混ざっているが、概ね正確にチベットの歴史を解説している。
    The Myth of Tibet Genocide魚拓
    反中勢力の伝家の宝刀である「チベット120万人大虐殺」なる大嘘への反論記事。120万人も殺されたという割には中国国内のチベット族の人口が倍増していることや、英国の反中活動家パトリック・フレンチの調査ですら犠牲者120万人の証拠が何一つ見つからなかったことなどを挙げてダライ集団の歴史捏造を暴いている。



    12. 反中・嫌中デマを検証するサイト集


    チベット、新疆ウイグル、台湾以外の議題で、日本に跋扈する悪質な反中・嫌中デマに対する検証をしているサイトを紹介。こうしたデマを流す反中・嫌中主義者たちは「中国は歴史を捏造して日本を貶めている」などと言い張っているが、実際に歴史を捏造して相手国を貶めているのは彼ら自身であるというのが現実である。

    「南京大虐殺は捏造」というデマ
    南京事件FAQ
    南京事件−日中戦争 小さな資料集
    「南京大虐殺はなかった」という人へ −「否定派のウソ」と「事実」−魚拓
    ネトウヨの南京事件否定論をおさらいしてみる。魚拓
    アパホテルの「南京大虐殺が虚構である証拠の数々」への反論魚拓
    右翼日本人が執拗に垂れ流す数々の南京大虐殺否定論に対する体系的な反論はこれらのサイトにまとめられている。南京大虐殺は日本の歴史学界でも明白な歴史的事実と認められており、否定論こそただ一つの例外もなく嘘と捏造で塗り固められた虚構なのである。
    「南京大虐殺の写真はすべて捏造写真」というデマ
    東中野修道氏が「検討」したと主張する写真143枚
    ニセ写真ばかりというのは欺瞞魚拓
    虐殺を示す写真は存在する魚拓
    国民党がニセ写真を作っていたという証拠は一切ない魚拓
    南京大虐殺否定論者の東中野修道が「検証によりすべて捏造写真と判明した」と主張している南京大虐殺の写真に対する再検証。実際には誤用された写真が何枚かあるだけで「捏造写真」なるものはないし、むしろ改めて本物と証明された写真も少なくない。
    「混血児の大量出生がないから南京強姦は捏造」というデマ
    被害者の「出産ラッシュ」?魚拓
    「被害者の出産ラッシュ?」魚拓
    混血児がいないから強姦がなかったというのは無思慮魚拓
    ベトナム戦争における混血児は南京事件などでの日本軍の性暴力を否定しません魚拓
    南京事件における日本軍の性暴力による妊娠は当時から知られていた魚拓
    「日本軍が中国の主張するような大量強姦をしたのなら大量の混血児が生まれるはずなのに、そんな記録はない。だから南京強姦は捏造だ」というデマ。だが、宗教上の理由などで堕胎や間引きが禁じられている一部の国・地域を除けば、女性は強姦魔の子供など産んで育てないのが普通。このデマからは「女は例え強姦で妊娠してもバカ正直にその子供を産んで育てるのが当然」という右翼日本人の女性差別主義的な本音が垣間見える。
    「通州事件こそ中国が日本人に仕掛けた大虐殺」というデマ
    通州事件関連エントリー
    「通州事件」への視点魚拓
    「通州事件」―直接の引き金魚拓
    通州事件で相殺はされない魚拓
    戦中も戦後も日本の反中勢力のプロパガンダの道具となり続けている「通州事件」の真相。「通州事件」とは中国の正規軍ではなく日本の傀儡政権が起こした事件であるし、事件直後に謝罪と賠償も済んでいるし、そもそも「反日勢力が隠す事件」などではない、などなど、検証すれば次々にボロが出る。
    「731部隊の人体実験と細菌戦は捏造」というデマ
    731部隊 目次
    多くの中国人や連合軍捕虜を人体実験というなぶり殺しの方法で虐殺した731部隊。その凄まじい残虐行為は731部隊関係者の加害者側証言や、彼らへの戦犯追及の免除と引き換えに実験データを手に入れた米国の資料などによって証拠づけられた否定しようのない歴史的事実である。
    「中国は日中戦争の犠牲者数を年々増やし続けている」というデマ
    日中戦争における中国側犠牲者数の考察魚拓
    中国の犠牲者数1000万、2000万、3500万についての考察魚拓
    「中国が発表する日中戦争の中国側犠牲者数が戦後も年々増え続けているから中国の発表なんて捏造だ」というデマ。だが実際には「死者の数」なのか「死傷者(死者+負傷者)の数」なのか、などの内訳が異なる数字があるだけで別に中国は犠牲者数を年々増やしてなどいない。
    「中国軍は日中戦争で女性や子供まで便衣兵にした」というデマ
    小林よしのり徹底批判(7)噂を根拠に中国軍を悪魔化魚拓
    日本軍の残虐行為の被害者証言を頭ごなしに否定する一方でそれよりも信憑性が低い又聞きの噂を根拠に中国軍を悪魔化するダブルスタンダードなデマを流す右翼漫画家小林よしのりを痛烈批判。
    「中国共産党は日中戦争で日本と戦っていない」というデマ
    中国共産党は日本と戦っていない、というウソ魚拓
    “中共が日本軍と戦っていない”説は右翼のいつもの都市伝説魚拓
    珍説16・日中戦争中、華南遊撃隊は存在しなかった。魚拓
    珍説18・中共軍は中条山戦役に参加していないのに参加したかのように主張している魚拓
    右翼日本人は「日本軍と戦争をしたのは中国国民党軍であって中国共産党軍ではないのだから中国共産党が偉そうに日本を批判するな」と言いたいらしい。だが実際には中国共産党軍が日本軍と交戦した記録は日本側にもいくらでも残っている。
    「日本軍最強伝説」というデマ
    「中国は南京事件の犠牲者数の値を増やし続けている」というのはデマです魚拓
    「日本軍最強伝説」は歴史修正主義者の捏造宣伝魚拓
    日本軍最強伝説は反例を用いたペテン魚拓
    ネトウヨにしか通用しない「日本軍最強伝説」という頭の悪い2ch捏造コピペに対する反論。そもそも戦時中に無数の残虐行為を働いたことを以って日本軍を「世界最強」とするなら、右翼日本人の脳内で「自国民数千万人を大量虐殺した」ということになっている中国共産党は神をも超越する宇宙最強の存在ということになるが、未だに中国共産党が宇宙どころか世界すら征服できていないのはなぜだろう?
    「支那という言葉は蔑称ではない」というデマ
    「支那」という呼称魚拓
    支那呼称魚拓
    支那とは蔑称である魚拓
    “シナは蔑称じゃない”のか?魚拓
    「支那」呼称問題:サーチナの記事はレベルが低すぎる 魚拓
    「支那という言葉は秦から来ており何も差別的な意味合いはないから英語などのChinaと同じで蔑称ではない。むしろ中国という言葉こそ周辺国を見下す不適切な言葉だ」というデマ、というか屁理屈。だがどう言い訳しようが「China」という言葉とは違って「支那」という言葉は今現在は反中・嫌中主義者のみによって否定的な文脈でしか使われていないという時点でお察し。
    「中国産輸入食品は危険」というデマ
    中国産輸入食品は本当に危険なのか?魚拓
    中国から輸入される食品の違反率は高くありません魚拓
    中国産の食べ物は米国産の食べ物より安全だった!(1)魚拓
    中国産の食べ物は米国産の食べ物より安全だった!(2)魚拓
    中国産食品、実は「結構安全」?? 残留農薬、米国のほうがひどい魚拓
    右翼日本人以外の日本人が中国を嫌う理由として真っ先に挙がる中国産輸入食品の問題。統計を確認すれば実は中国産食品は他国産食品と比べても安全で、むしろ米国産食品こそはるかに危険だというのが現実である。しかし、日本のマスコミが中国の食品の粗探しばかりをし、宗主国様である米国の食品の危険性をほとんど報道しないのは異常としか言いようがない。これこそ「マスコミが報道しない真実」なのに、普段マスコミ批判をしている連中がこの偏向報道を鵜呑みにしているザマは失笑ものである。
    「中国人は胎児スープなどの人肉食をしている」というデマ
    中国広東省の赤ちゃんスープは創作物、フィクションです!魚拓
    「中国人は人喰い民族」という民族差別デマは古今東西根強いが、その中でも「胎児スープ」なるものは実は広東省の怪奇作家によって造られた猟奇的創作物・架空アートと判明。
    「中国(清)は朝鮮に毎年美女三千人を朝貢させていた」というデマ
    「美女三千人」貢納言説について魚拓
    李氏朝鮮から清への貢女三千人という言説と史料の裏付け魚拓
    李氏朝鮮から清への50万〜60万の強制連行という言説と史料の裏付け魚拓
    日本の右翼勢力と結託している台湾の売国奴・黄文雄が流した歴史捏造デマ。朝鮮が歴代中国王朝の属国であったことは紛れもない歴史的事実であるが、「毎年美女三千人を朝貢させる」などという苛烈な支配が行われていた歴史的事実はない。
    「夏目雅子は中国の核実験で被曝して死んだ」というデマ
    夏目雅子と世田谷を繋ぐ点と線魚拓
    産経新聞の右翼雑誌『正論』が流した根も葉もないデマ。そもそも夏目雅子氏は中国ロケすらしておらず、問題のドラマはすべて日本で撮影されたという。
    「嘘だらけの日中近現代史」というデマ
    倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(1)魚拓
    倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(2)魚拓
    倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(3)魚拓
    倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(4)三国志誤読箇所魚拓
    倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(5)中国通史の認識誤認魚拓
    本当に中国史に詳しい人が検証すればどんどんバレる、嘘つき右翼日本人が書いた歴史捏造本の「嘘だらけ」な内容。曰くこの倉山満なる自称「憲政史学者」は高校世界史レベルの知識すらないらしい。
    「中国は○○年に崩壊する」というデマ(願望?)
    中国崩壊するするビジネス魚拓
    ネトウヨの悲願 中国崩壊本の軌跡魚拓
    日本の反中勢力はこれまで幾度も「中国は○○年に崩壊する」と主張する詐欺本を出版してはことごとくそれらの予測を外してきた。今現在も中国は衰退する日本とは対照的に絶賛発展中である。これはそうした反中勢力によるお笑い詐欺商法のまとめである。

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